1. 基礎体力アップ
  2. 得意組み手を作る
  3. 得意技を身につける
  4. 自分の攻撃パターンを作る
  5. メンタル面の強さをはかる

 柔道には相手の力を利用するという技があります。多くの技には相手の力を利用した動きがあります。「柔よく剛を制する」相手の力を利用しないと力(パワー)のある人、大きな相手を投げることはできません。


難しいことですが相手の力を感じ取り、その力を利用できるようになるには、感じ取れる力と利用する能力(考える力)が必要です。工夫しながら身につけていきたいものです。



柔道の受身について

スポーツの中で転び方、投げられ方を練習する競技は柔道だけです。プロレスなども投げられ方の練習をするようですが、受身として形があるのは柔道だけです。


柔道の受身を練習することは投げられたときに怪我をしないためです。どんな高いところから勢いよく投げられてもしっかりとした受身を身につければ怪我をせずにすみます。


また柔道は投げられながら上手になるという競技でもあります。習い始めから相手をどんどん投げることは絶対にありえません。たくさん投げられながら上手になるのです。


学年が進むにつれて下の学年の生徒を投げることができるようになります。それまでは投げられることのほうが多いのが柔道です。


どんどん投げられて痛みをしっかり体で覚え、痛みの分かる人間になって、柔道も上手になりましょう。


《受身には後ろ受身、横受身、前周り受身、前受身の4つがあります》



家庭でできるトレーニング

腕立て伏せ
  • 腕を肩幅にする(20回)
  • 腕を広げて(10回)
スクワット
  • 40回
バービージャンプ
  • 20秒で15回ほど
その他
  • 体を柔軟にするために、いつものストレッチ
  • 安全な場所でのランニング (親と一緒に)
  • 学校での体育もトレーニングになります


小学生で覚えたい技 

【立ち技】
  • 背負い投
  • 一本背負
  • 体落し
  • 大外刈
  • 小外刈
  • 大内刈
  • 小内刈
  • 支釣込足
  • 送り足払
  • 出足払
  • 内股
  • 払い腰
【寝技】
  • 袈裟固
  • 横四方固
  • 上四方固